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WADIA 27ixV3.0 (up grade)/WADIA 売約済
WADIA 27ixV3.0 (up grade)/WADIA 売約済
商品コード |
3331 |
定価 |
1,764,000円 (税込) |
販売価格 |
売約済 |
数 量 |
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商品詳細
96kHz/24bit対応のモデルとして不動の地位を得たWadia27ixのデコーディング・アルゴリズム「デジマスター」を、1歩推し進めた「デジマスター・バージョン3.0」ソフトウェアと、これに対応するためマイナーチェンジされて精度をより高めたDSPボードを搭載しています。
「デジマスター・バージョン3.0」ソフトウェアは、ユーザーが再生時に3種類のデコーディング・アルゴリズムを切替る事のできるソフトウェアで、この切替により、音楽ソースや機器の状況に応じて音の空間的大きさやエモーショナル・インパクトの再現性を変化させ、微妙な音楽的テイストの違いを描き分けることが可能です。
デコーディング・アルゴリズムとは、D/A変換時の補間特性を決定付け、再生音の正確さと自然さを司るキー・テクノロジーです。周知のとおりワディアは、群遅延がなくインパルス応答に秀でていて、アナログの自然さの再現性に最も優れたタイムドメイン(時領域)補間方式「デジマスター」を一貫して採用してきました。それは、例えばWadia27ixでは、サンプリング数44.1kHzであるCDのデジタル信号を内部で64倍の2.8224MHzにまで高め弊害の多いフィルターを一掃することで実現しています。20kHz過ぎで不自然に急峻なカットオフを行なうことで生ずるフィルターに起因した弊害を防ぐ反面、「時領域特性」のための自然で緩やかなロールオフによるパスバンド20kHz辺りのごくわずかながらの「アンプリチュード特性」の犠牲がトレードオフとして生じます。
Wadia27ixV3.0では、このデコーディング・アルゴリズムとして、従来通りのトラディショナルなデジマスター[A]に加えて、[B]と[C]が追加されました。[B]、[C]は「時領域特性」と「アンプリチュード特性」のバランスをわずかに変えソースの違いなどにあわせて最適化する働きをするためのものです。
< Wadia27ixV3.0 >の3種類のデコーディング・アルゴリズム(Algorithm)切替機能は次のような特長をもちます。
●Algorithm A : ワディアの伝統的なタイムドメイン・インターポレーション・アルゴリズムでイメージフォーカスと空間表現に優れた音響を再現します。パスバンドの平坦特性という周波数特性的には20kHzあたりでわずかながら2dB程度ロールオフする反面、ワディアのアドバンテージを究極に果たすアルゴリズムです。
●Algorithm B : タイムドメイン特性を大きく犠牲にすることなく維持しながらAlgorithm A よりもパスバンドの平坦特性を改善しています。中庸を得た新しいワディア・サウンドといえるでしょう。
●Algorithm C : Algorithm B よりもパスバンドの平坦特性をもう一段階改善しています。タイムドメイン特性を若干緩和させ、全体域に亘る優れたアンプリチュード特性を獲得。ディテール表現が豊かです。
(なおこの切り替え機能は44.1kHz,48kHzサンプリングのソース入力時にのみ有効で、 96kHzサンプリングのソース入力時にはハイサンプリングに最も効果的なAlgorithm Aに固定されます。)
3種類のアルゴリズムは、音楽の構成要素や録音の差異などによって生ずる微妙な表現の違いを鮮やかに描き分け、再生音の幅を大きく広げます。
96kHz/24bit対応D/Aコンバーター。パワーアンプ直結を可能とする低損失・高精度デジタルボリュームを装備。デジマスターV3.0/64倍(@48k,44.1k,32k),32倍(@96k)リサンプリング、24bit入力、22bit分解能。高精度1ppmTCXOクロック搭載。
●デジタル入力:STx2,BNC同軸x2,AES/EBU,トス
●アナログ出力(Stereo):バランス(XLR),シングルエンド(RCA)
●最大出力レベル:標準4.2V(内部スイッチで9V-0.41Vに16ステップで設定可)
●クロックリンク出力:ST
●電源/消費電力:100VAC50/60Hz/60W
●寸法/重量:432Wx109Hx408D(mm)/15kg