ALL Items
CADENZA /VIOLA 売約済
商品コード |
3203 |
定価 |
2,047,500 円 |
販売価格 |
0
円(税込) |
数 量 |
|
商品詳細
■電源ポリシー
VIOLAの設計哲学のひとつが、電源の絶対的安定性です。電源の安定性をとことんまで突き詰め、揺るぎない電源を得ることにより、絶対的安定感のある音質を実現するということが、このCadenzaをはじめとしてすべてのVIOLA製品のベースとなっています。
■電源部にチョークインプットトランス方式を採用
Cadenzaの電源部は、チョークインプットトランスを使用したインダクタインプット方式を採用しているのが大きな特徴ですが、これは、ほとんどの機器が採用している、コンデンサーインプット方式の整流回路に比べ、パワーファクターが高くAC電源のパワーを最大限利用できる点、ボルテージレギュレーションに優れている点、ACパワーラインからのノイズと歪に高い防御性を持つ点ということが理由です。
■ダブル定電圧回路
Cadenzaでは、電源部を別筐体化。トランス部からのEMI(電磁波障害)が回路部に混入するのを完全にシャットアウト。加えて、Cadenzaでは、トップエンドプリアンプ「SPIRITO」と同じ定電圧回路を、電源部と回路部にそれぞれ搭載。VIOLAの設計哲学である、電源電圧の絶対的な安定度を確実に保証できる構成となっています。
■増幅回路モジュール
VIOLAのもうひとつの設計哲学が、増幅回路の絶対的動作安定性です。その実現のためのVIOLAのひとつの回答が、増幅回路のモジュール化です。VIOLAにとって増幅回路のモジュール化の一番の意味は、回路実装密度を高めて回路内の温度を瞬時に均一化することにあります。ほんのわずかな温度の揺らぎにより半導体の動作点が揺らいでしまい、回路の動作がほんのわずか不安定になる。このことが音質に与える影響をVIOLAは重視しました。可能な限り小型化したモジュールに回路を高密度実装し、そのモジュール各々にヒートシンクを取り付けて回路温度を瞬時に均一化する、 Cadenzaの音の安定感の秘密はここにあります。勿論モジュール化は、信号経路のショートサーキット化にも貢献しており、瑞々しいダイナミックな再生音を生み出す原動力となっています。
■ Cadenzaでは、各ステージごとに異なるタイプの増幅モジュールを新開発。入力側ではハイインピーダンス入力タイプのモジュールを使用して、CELLO以来の手法として入力インピーダンスは、プラス・マイナスどちらも1メガオームにセットされており、ソース機器のインピーダンスに振られること無く安定した動作が保証されます。
■ボリューム
VIOLAの前身、CELLO製品において、ボリュームノブの質感はまさに製品のチャームポイントでありましたが、Cadenzaでは、それをさらに追求。質感、操作感、もちろん性能をも徹底追及しました。まさに固定抵抗切換型アナログボリュームの最高峰といっても過言ではないでしょう。
・58ステップ 金接点 固定抵抗切換型
・高周波回路にまで使用可能な超広帯域チップ固定抵抗を使用
■その他の特徴
・ SSPモード(サラウンドプロセッサー接続用)2系統設定可能。
・オーディオ環境とシアター環境を両立することが可能です。シアター用サラウンドプロセッサーの出力を、SSPモードチャンネルに接続することにより、Cadenzaのボリューム回路をパスしてユニティゲインで出力させることが可能です。
・ 出力4系統(XLR×2、Fischer×1、RCA×1)、入力6系統(XLR×1、Fischer×1、RCA×4)、TAPE OUT(RCA×1)装備。