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商品詳細

MG-1 PKG MK2へマイナーチェンジしました。
従来のモデルからのアップグレードも可能です。

ROKSANのTMS、XERXES、RADIUSを手掛けたトラジ・モグハダム（Touraj Moghaddam）によるブランド、VERTERE（ヴァルテレ）の日本デビュー作です。

プレーヤー、トーンアーム、電源部、フォノケーブルまで付属したパッケージセットです。
（カーとリッジは別売）

ROKSANブランドよりも見た目同様、より洗練された印象で、伸びやかで開放感のあるサウンドです。
音がストレス無く軽やかにフワッと出ますが、低域もかなり低いところまで十二分に出ています。

振動に対する考え方、レコードの溝の音楽信号をロスなく正確に拾い上げるという思想は変わりませんが、より合理的にそれを実現している印象を受けます。

アクリルを採用したシャーシは2層に見えますが、上段はアウターとインナーが分割された3ピース構造です。

3点の脚部と、振動源となるモーター部分は、アウターボードから吊り下げてボトムベースに固定、アームベースとターンテーブル部分はボトムベースからラバーアイソレーションを介して載せられたインナーベースに載せることで、それぞれの振動を効果的に制御しています。

かつてのTMSやXERXESとは異なり、この部分の調整が事実上ほぼ不要となっている点も大きな魅力で、プレーヤーとしては基本的に本体の水平を取るだけです。

レコード盤に触れないように考慮された一般よりも細いセンタースピンドルや、モーター部分に独自のサスペンションを持たせて振動を吸収する思想もRoksan時代から踏襲されているものです。


トーンアームは一見ワンポイントに見えますが、ピポッドを3つのボールベアリングで受けるトライポイントを採用。ワンポイントは動きに対してベアリング部分での微小な滑りが発生します。これを避けるためにベアリングポイントにおけるわずかな滑りを排除することを目的としています。

パイプについているリングは、使用するカートリッジに合わせて共振周波数をコントロールする目的で、これによりカートリッジとアームの組み合わせの自由度をより高くしています。